4回戦まで進んだ学年別トーナメント
お相手桜SCさんとはこれまであまり対戦経験がありませんが、お互い3回勝ち上がってフルサイズコートで戦えるということで、選手たちは期待半分不安半分といった様子です。
この日は笑っちゃうぐらいの大雨で、例年なら延期間違いなしのコンディションでしたが、NEW砧公園Gが人工芝になってくれたおかげで無事開催できました。
次のカテゴリー以降もサッカーを続けるとしたら、雨の試合は必ずあるので、今のうちから経験できることはとてもありがたいこと、ネガティブな気持ちではなくプラスに捉えて…と話そうと思ったら、選手達はアップから普段以上に盛り上がって準備していてビックリです。(他チームのスッタフの方から、「すごいですね」とお声掛けいただけるほどです。)
とはいえ、普段とは違うコンディション、また何人かの選手には慣れないポジションにチャレンジしてもらったので、アクシデントは必ず起こることを想定し、いつも以上に誰かを助けるつもりでプレーすることを心がけて、いざキックオフ!
いつも通りゆっくり焦らず、相手を見ながら試合を進めてたいところですが、大雨でボールが走らず、選手同士の距離が近くなる→サポートの立ち位置を整える時間がない→なかなか前進できない展開が続きます。
相手の強いプレスにも苦戦し、今季初の2点リードされる展開に選手たちも戸惑っているように見えました。
それでもこのチームの凄いところは、先シーズンギリギリの試合を戦う中で、挑戦→失敗→改善のサイクルを試合中に実行できるようになったことです。
ハーフタイムにポイントを簡単に伝えましたが、後半は大分ボールを保持できる局面が増え、いつも以上に勢いのある攻撃が連続して出来ましたね。
一歩及ばず敗退にはなりましたが、コートサイズが城山小Gからフルサイズに変わることで起きる問題も確認することができたことが収穫です。
キーポイントは
「自分たちがゆっくり余裕を持ってプレーするために、相手の配置をどう動かす(どこにボールを運ぶ)か」なので、選手たちは映像を見ながら、自分たちなりの解決策を探してみましょう!
最後に、桜SCの選手たちもイキイキとプレーしていて、普段から素晴らしいトレーニングを積み重ねているんだろうな。と、またぜひお手合わせお願いしたいです。
土砂降りの雨でしたが、サポーターの皆さんの心強い応援が選手たちを後押ししてくれました。
区連盟、会場運営担当、審判担当の皆さんの温かい(特にシャワーご準備いただけて助かりました笑)サポートにも深く感謝。
ぼくらが楽しくサッカーをプレーできるのは、たくさんの人たちのお陰なんだな…と改めて実感しました。選手たちも感じてくれるといいな。
いちかわ