● 城山 vs 烏山北 0:6
● 城山 vs INAC 0:2
4月21日が雨天で流れたフェアープレーカップ世田谷予選グループリーグを2試合行いました。結果は2敗でしたが内容は最近では一番良くて現在持っている実力を発揮できたと思いますがポテンシャルを考えると少し違った結果を出すことは可能だったと悔しい気持ちもあります。
まず1試合目、差はどこにあったのか簡単にいえば一瞬の速さです。いわゆる出足の一瞬の速さと判断の一瞬の速さです。この両方の一瞬がとてつもなく大きな違いを産み展開を作ります。個人の身体能力の差は当然在るでしょうがそれよりも大きな違いは数年間におよび少しづつ積もった意識の差から生じた一瞬なのだと感じました。ベンチ挨拶で顔を見ると普通の4年生でしたが城山の全学年に在るふわふわ感が一切ありません。8人制の試合に20人体制でベンチを構成する。当然出場できない選手も多いでしょう。中学や高校では普通のことだけど小学生レベルでこれを受け入れる保護者を含めての精神力は最初から普通のこととして過ごして来ないと難しいでしょうね。我々には選択はできません。
2試合目は久しぶりに出会ったワンマンチームで分身の術でも使っているのかと思わせるほど一人の選手にコート内全域で振り回されました。さすがに時間とともに運動量は落ちてきてこちらが攻めこむ場面も多くなりましたが許した失点は重く敗戦。互角に戦っても得点しなければ負けるそんな試合でした。
一ヶ月におよび強化体制を敷準備して望みましたが苦い味ばかりで収穫は無いのかなと思いきや城山に戻って行った練習試合や紅白戦を見ていると一人ひとりの成長の跡が随所に見て取れ本番で敗れはしたものの彼らなりに一段階レベルアップしていたことを実感でき少し自分を慰めることができました。
GW最終日サッカーで始まりサッカーで終わった今年のGWを陰ながら支えて頂きましたご父兄の皆さん、大勢のコーチの皆さんありがとうございました。まだまだ先は長いですが今後もご支援のほどよろしくお願い致します。(高橋)