5月4日(火・祝) @太子堂小学校
11人制 15分ハーフ 16人参加
1回戦
vs. 太子堂 5 - 0 ○
前半 4 - 0
後半 1 - 0
2回戦
vs. 多聞 4 - 1 ○
前半 3 - 0
後半 1 - 1
1発勝負のトーナメント戦では、立ち上がりは特に重要です。
相手に好きなようにプレイをさせることなく試合を自分たちの
ペースに持っていく、そのために、どんどんプレスをかけて
いこう、そして最初の5分で点を入れよう、と送り出しました。
目論見通り、始まって3分以内に先取点を取りました。
が、どうもピリッとしません。キック力のある相手の中心選手
が誰かは試合開始後すぐにわかったはずですが、プレスが
甘く、ボールを自由に蹴られ続けました。
後半に入っても、8人で戦っている相手のほうが疲れている
にもかかわらず、ルーズボール(ゲーム中、両チームの誰も
ボールを保持していない状態)をことごとく奪われました。
内容を見れば点差ほどの違いはなく、11人同士で戦ってい
れば結果はどうなっていたでしょうか。
試合後、またも吠えました。
「今日は何しにきた!」
「勝つ気がないヤツは帰れ!チームの迷惑だ!」
「池で遊ぶなって!」
「今食べるおにぎりは一個だけっつったろ!」
なんの話ですか、そりゃ?
吠えた甲斐も多少はあったのか、2試合目はスタートから
動きが良かったと思います。全員がボールを果敢に奪いに
いくことによって、相手をフリーの状態でプレイさせることが
ほとんどありませんでした。
一方で、試合中ほとんどの時間帯が、ボールに集まりすぎる
(いわゆるダンゴ)状態でもありました。後半の失点は、サイド
のダンゴ状態からガラ空きのゴール前に出たこぼれ球を相手
選手に苦も無く蹴り込まれたものです。
3年生ともなればキック力もついてきますし、フィールド全体を
使った視野の広いサッカーをするチームもでてきます。城山の
3年生が今、そういった相手と戦えば、おそらく相当な得点差
で負けます。
相手や味方の位置を見ながら、ゴールを奪う/ゴールを守る、
その目的のために自分はどこにいるべきなのかを自分で判断
できるようになれば、自ずとダンゴ状態は解消されます。
練習や試合を通じて、我々コーチ陣は、そのためのヒントを伝
えていきたいと思います。
会場校チームとの対戦も含めた2試合を引率、また、熱心に
応援いただいた父兄の皆さん、審判・応援に駆けつけてくだ
さったコーチの皆さん、ありがとうございました。
小栗