9月22日(土) 砧公園少年サッカーグランド
1年生大会 15分ハーフ
11人制 14名参加
☆1回戦
城山 0-3 キタミ
(0-1、0-2)
1年生の選手&ご父兄にとって、待ちに待った公式戦初戦。
季節変わりの気まぐれな天候に開催が危ぶまれましたが、真夏のギラギラした太陽からは、少しトーンダウンした過ごしやすい陽気の中、無事行われました。
相手チームのキタミさんもセカンドユニフォームがなく、公式戦デビュー戦から、まさかの「オレンジかぶり」。
コイントスの結果、城山がビブス着用となったのは残念でしたが、
選手達はその事を気にするそぶりもなく、公式戦特有のピリピリした雰囲気も、
まったくなく、穏やかな雰囲気の中、キックオフ。
練習風景や選手の体格、顔つきから、ある程度、相手チームに押し込まれる
展開が予想されましたが、試合開始からN君、S君の2人が得意のドリブルを
仕掛けまくり、最初のCKを得たのは城山となりました。
キッカーは、試合前の練習でインステップの浮き球を安定して蹴れていたI・K君。
練習でイメージした通りのセンタリングが相手ゴール前へあがり、
身体でさわっても1点!という場面でしたが、最後の1歩が出ずに絶好の先取点の
チャンスを逃してしまいました。皮肉にも、攻撃面で最大の見せ場はこの瞬間でした。
相手チームは、ディフェンスに身体能力の高い選手がいた事もありましたが、
チーム全体での運動量が多かった事、それにともなうプレスの速さで、じわじわと
ボールポゼッションを高めてきて、押し込まれる時間が多くなりました。
選手達も必死のディフェンスで前半を乗り切りそうでしたが、終了直前に自陣ペナルティエリア内のモールの中で、痛恨のハンドがあったようで、相手に落ちついてPKを決められてしまいました。
ここで選手たちの緊張の糸が切れてしまったのかも知れません。後半は、地力に勝る相手チームに、ほぼ一方的に攻められる展開で、点差以上の苦しいゲームとなりました。
選手達も「こんなはずでは?」と思ったでしょうし、大変悔しい思いをしたと思います。
1年生には、具体的な戦術の指示やポジションの固定などはしておりませんので、局地戦(1対1)での勝負にどれだけ勝てるか?
また、コートにいる11人全員がどれだけ試合に集中して、少ないチャンスにゴールに向かったプレーをできるかが、勝敗の分かれ目になるのだと思います。
試合後に、悔しさで涙を流している選手が何人もいた事は、たいへん心強く思います。
「公式戦初勝利」はお預けとなりましたが、近い将来に、きっと彼らは扉をこじ開け「勝利の喜び」を実感してくれると思います。
ご父兄の皆様も、その日を楽しみにしていて下さい。
天候不順のあおりで、今年のあすなろトーナメントは中止となってしまいましたが、また近いうちに対外試合のお声がけがあるかと思います。
引き続きのご支援を、宜しくお願い申し上げます!
池田